ユニクロは9月1日付でユニクロの新社長に就任することが発表された、塚越大介（つかごし だいすけ）さん。
塚越大介さんは新卒でファーストリテイリング入社した生え抜き社員。
なんと、44歳という若さでユニクロの社長就任が決まり、話題となっています。
今回は、塚越大介さんの経歴や学歴について調査しました。
塚越大介のwiki経歴まとめ
「世の中の動きに合わせて、行動できるのが ユニクロ だ」：ユニクロ USA の 塚越大介 CEO https://t.co/086v2WGBWT
— DIGIDAY［日本版］ (@DIGIDAYJAPAN) October 1, 2021
- 氏名：塚越大介（つかごし だいすけ）
- 生年月日：1978年
- 年齢：44歳（2023年8月時点）
- 学歴：武蔵工業大学
塚越さんの経歴は以下の通り。
- 2002年 ファーストリテイリングに新卒入社。熊本のユニクロに勤務
- 国内店舗の店長、社内教育部署の部長などを経験
- 2013年 ユニクロ米国営業部長
- 2015年 ファーストリテイリンググループ執行役員
- 2015年 ユニクロ米国COO
- 2017年 ユニクロ中国事業COO
- 2019年 ファーストリテイリンググループ上席執行役員
- 2020年9月 ユニクロノースアメリカCEO就任
- 2022年9月 ユニクログローバルCEO
- 2023年9月 ユニクロ社長兼COOに就任予定
入社後、店舗勤務をしていた塚越さん。
なんと入社10年目、34歳でユニクロ米国の営業部長になっているというから驚きです。
塚越さんの最大の功績は
米国事業を黒字化
と言われています。
2005年の参入以降、赤字が続いていた米国事業。
塚越さんは、新型コロナウイルスの世界的感染が始まった2020年に現地に送り込まれます。
そして、以下のような取り組みを行ったといいます。
- 不採算店舗の前倒し閉店
- 既存店の賃料の値下げ交渉
- 広告（テレビ、SNS、新聞など）を積極的に出稿し、ブランドの認知度UP
- 米国顧客の声から「クロップドTシャツ」や「ダメージジーンズ」などのヒット商品を開発
その甲斐あって、2022年8月期には、初めて米国事業が黒字化。
米国事業が軌道に乗っていきます。
米国事業を黒字化させた立役者だったんだね…！
塚越大介が社長に起用された理由は？
44歳という若さでのユニクロ社長兼COOに就任した塚越さん。
社長に起用された理由は何だったのでしょうか？
ファーストリテイリングは社長交代の理由について
次世代のチーム経営体制強化の一環
と説明しています。
ファーストリテイリングは
10年後に連結売上高で3倍以上の10兆円
という構想を掲げています。
現在、海外事業の売上収益が、国内事業の売上収益を4割も上回っているユニクロ。
売上高UPのためには、海外事業のさらなる成長が必須です。
そのため、米国事業を軌道に乗せた塚越さんがユニクロ全体を見ることで、米国以外の海外事業もより強化できると判断したようですね。
塚越大介は柳井正会長の後継者？
今回のユニクロ社長交代について関係者は
柳井会長の権限委譲や禅譲を見据えたものではない
と言及しています。
つまり、柳井会長は今後も経営の意思決定やユニクロの事業拡大にも携わっていくということ。
現時点では塚越さんが完全に後継者になったわけではないようです。
過去には、社長交代をしたものの、3年ほどで更迭し、柳井さんが社長に返り咲いたなんてことも。
柳井会長は2002年に社長の座を玉塚元一さん（現ロッテホールディングス社長）に譲ったこともありましたが、3年余りで更迭。
自身が社長兼会長として復帰し、その後は20年第一線に立ち続けていました。
しかし、塚越さんについては
有力な後継者候補の一人
であることは間違いなさそうです。
塚越さんが社長として経営手腕を発揮できるかで、次世代の経営体制に移行できるかが決まってきそうですね！
ユニクロ新社長・塚越大介の学歴
塚越大介の出身大学は武蔵野工業大学！
塚越大介さんの出身大学は、武蔵工業大学（現在：東京都市大学）です。
